こんにちは。
加須市の神澤歯科医院です。
「出っ歯やすきっ歯がコンプレックスで、笑顔に自信が持てない……」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
けていますので、ご不明な点は何でもお聞きください。
2016年に行われた厚生労働省の調査によると、1割程度の方に歯並びにすき間があるとされています。
(参照:厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査結果の概要」p24 より)>
特に、前歯の歯並びは目立つ部分ですし、気にされている方も多いでしょう。
このようなお悩みをお持ちの方へおすすめしたい治療が、「セラミックによる審美治療」です。
このコラムでは、「出っ歯・すきっ歯の原因」、「セラミック治療のメリット・デメリット」などを解説します。
気になる前歯の治療法選びの参考にしてください。
神澤 紀雄 院長
日本大学松戸歯学部 卒業
出っ歯やすきっ歯は、笑顔など表情に少なからず影響を与えるでしょう。
その原因には、さまざまなものが考えられます。
「出っ歯」とは、専門的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれる歯並びのことです。
上の前歯が下の前歯よりも、大きく前方に出ている歯並びの状態をさします。
出っ歯は見た目の問題だけでなく、発音やかみ合わせに問題が生じたり、前歯をぶつけて歯を折ったりするリスクが高くなるのです。
日本人の不正咬合(歯並びの乱れ)のうち、12.9%が上顎前突といわれています。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」より)>
【出っ歯のおもな原因】
「すきっ歯」とは、専門的には「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれる歯並びのことです。
その名の通り、歯と歯にすき間が空いている状態をさします。
すきっ歯の中でも、前歯の間にすき間がある状態を「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼びます。
前歯は、口元で一番目立つ箇所ですので、気にされている方も多いでしょう。
この歯並びは、不正咬合で3番目に多いタイプであり、全体の12.4%を占めます。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」より)>
【すきっ歯のおもな原因】
「セラミック」は、陶器に使用される素材です。
セラミックを歯科治療に応用することで、白い修復物を製作することができ、「審美歯科」の分野で広く使用されています。
【セラミックの特徴】
・自然な見た目:天然歯に近い透明感、白さを実現できる
・色見の調整:周りの歯に合わせて白さを調整できる
・高い耐久性:銀歯よりも耐久性があり、長期間美しい状態を保てる
・アレルゲンフリー:金属を含まないため、金属アレルギーの心配がない
このように、セラミック治療にはさまざまな強みがあるのです。
ここからは、セラミックを使用して出っ歯とすきっ歯を治療するメリット・デメリットを詳しく見てみましょう。
出っ歯やすきっ歯を整える治療法には、セラミック治療のほかにも矯正治療などがあります。
矯正治療の場合、矯正装置を直接つけたり、マウスピースを装着したりすることで少しずつ歯を動かします。
そのため、治療が終了するまでに時間がかかるという欠点があるのです。
また、治療中は矯正装置が目立つという点も気になるポイントでしょう。
その点、セラミック治療は治療中も仮歯で過ごせますし、比較的短い期間で治療が終了します。
セラミックによる出っ歯、すきっ歯治療のメリットは、次の通りです。
【セラミック治療のメリット】
矯正治療は、ワイヤーやマウスピースによって歯に力をかけることで、少しずつ歯を動かします。
そのため、数ヶ月~数年の治療期間が必要になる方法なのです。
一方、セラミック治療は、歯を上からセラミックの修復物で覆う治療法であるため、比較的短い期間で治療が完了します。
お仕事などで何回も歯科医院に通うことが難しい方にも、おすすめな治療法です。
ワイヤー矯正を選択した場合、歯に矯正装置をつける必要があります。
金属製の装置はお口の中で目立ってしまうため、気にされる方も多いのではないでしょうか?
セラミック治療は、最終的な被せ物をつけるまでの間、仮歯を装着した状態でお過ごしいただけます。
仮歯といっても、自然な見た目のものをご用意できますので、周りから気づかれることはほとんどありません。
矯正治療では、歯に力を加えるため、慣れるまで違和感や多少の痛みが生じます。
この点、セラミック治療では歯を動かす痛みは生じません。
場合によっては歯を削ることもありますが、必要に応じて麻酔を使用しますのでご安心ください。
当院では、麻酔時の痛みを軽減するために、「電動麻酔器」を導入しております。
矯正治療では、治療後の一定期間、保定装置をつける必要があります。
保定装置は、動いた歯が元の位置に戻ろうとする力を抑える目的で使用します。
一方、セラミック治療は歯を動かす治療法ではないため、矯正治療で起こる「後戻り」が起こりません。
セラミック最大の魅力は、白く美しい歯を手に入れられる点です。
白さを周りの歯とのバランスを見ながら調整することができ、患者さまが理想とする見た目に仕上げることができます。
セラミックによる出っ歯、すきっ歯治療のデメリットは、次の通りです。
【セラミック治療のデメリット】
セラミックの被せ物を歯につけるために、天然歯を削る可能性があります。
歯は一度削ってしまうと元に戻すことができないため、慎重に検討した方がよいでしょう。
セラミックは非常に硬い素材です。
しかし、陶器のお椀が割れることがあるように、セラミックの歯も強い衝撃などで割れることがあります。
歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある方では、セラミックへの負担が大きくなるため、マウスピースの使用をおすすめする場合もあります。
加齢によって歯ぐきが下がるなどして、歯と被せ物の境目が不自然になることがあります。
また、歯周病やむし歯などが原因でセラミックの交換が必要になることもあるのです。
耐久性に優れるセラミックですが、一生ものではないということは知っておきましょう。
また、セラミックを長くきれいに保つためには、治療後のメンテナンスが重要です。
日ごろから歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることをおすすめします。
セラミック治療は、多くの場合に有効ですが、すべての患者さまに適しているわけではありません。
セラミック治療で前歯の問題を解決できるかを判断するためには、治療前にカウンセリングや検査が必要になります。
骨格が問題で歯並びに問題が生じているケースでは、セラミック治療では対応できない可能性があるのです。
当院は、「CT・デジタルレントゲン」を導入しており、歯の生え方や顎の骨格を3D画像で正確に把握することができます。
患者さまの歯並びに合わせて、セラミック治療以外にも、矯正治療などもご提案できますので、まずは一度ご相談ください。
きれいな前歯は、笑顔に自信を与えてくれます。
出っ歯やすきっ歯は、セラミックによる審美治療で改善できる可能性があります。
前歯でお悩みの方は、加須市の【神澤歯科医院】のカウンセリングをご予約ください。
当院の診療室はパーテーションで区切られており、プライバシーに配慮した空間です。
治療方針については、診療台に備え付けられているモニターを使用しながら、丁寧に説明いたします。
「口腔内カメラ」で撮影した写真などを見ていただきながら、視覚的にわかりやすい説明を心がけていますので、ご不明な点は何でもお聞きください。
院内はバリアフリー設計で、土曜も17時まで診療しております(2024年3月現在)。
アクセスも便利な歯医者で、東武伊勢崎線「加須駅」から徒歩2分、バスをご利用の方は、加須循環バス「加須駅南口停留所」にてお降りください。
また、駐車場は20台分完備していますので、お車でもご来院いただけます。
ご予約は電話またはWEBからも可能ですので、セラミック治療をご希望の方は、ぜひお越しください。
2023.10.15 [日]
2023.07.14 [金]