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こんにちは。
加須市の神澤歯科医院です。
厚生労働省の統計によると、2022年度の国民一人当たりの医療費は約37万円でした。
この数字は平均値であるため、年齢を重ねるほど金額は大きくなる傾向があります。
家計の負担を考えると、医療費は少しでも抑えたいものですよね。
(参照:厚生労働省|令和4〈2022〉年度 国民医療費の概要「結果の概要」より)>
医療費を抑えるためには、生活習慣の見直しはもちろん、病気の早期発見や予防がカギになります。
中でも、お口のメンテナンスである「歯科検診」は、健康な身体づくりの土台であり、医療費の節約につながることがわかっているのです。
このコラムでは、「歯科検診と医療費の関係」と「予防・クリーニングを受けるメリット」について解説します。

神澤 紀雄 院長
日本大学松戸歯学部 卒業

歯科検診では、歯の健康チェックやお口のクリーニング、フッ素塗布などのむし歯予防を行います。
歯科検診によってむし歯や歯周病を予防することは、歯を健康に保つ以外にも、全身の健康維持に効果があります。
特に、年2回以上、定期的に歯科検診を受けている人は、そうでない人にくらべて医療費が抑えられたというデータがあるのです。
この傾向は年齢を重ねるほど顕著になり、65歳以上では年間15万円以上の差が見られました。
定期的な歯科検診を習慣化することは、医療費の節約につながるのです。
(参照:愛知県-働く世代の歯周病対策「〈1〉働く世代の歯周病予防」より)>
また、予防歯科に取り組むことでむし歯などのトラブルを減らすことができ、歯を失うリスクを下げることができます。
いつまでも自分の歯で食事や会話を楽しむことができれば、人生を充実させることにつながるでしょう。
歯科検診では、お口の「予防・クリーニング」に重点を置いた処置を行います。
ここからは、歯科医院で受ける「予防・クリーニング」がなぜ医療費の節約につながるのか、おもな理由を3つご紹介します。

むし歯や歯周病のおもな原因は、磨き残した歯垢(プラーク)です。
歯垢1mgの中には細菌が1億個以上含まれており、この細菌が歯に穴を開けたり、歯ぐきに炎症を引き起こしたりします。
むし歯や歯周病を予防するためには、歯に付着した歯垢を取り除くためのセルフケアが重要です。
しかしながら、セルフケアだけですべての汚れを落とすことはできません。
歯磨きの際に歯間ブラシやデンタルフロスを活用したとしても、細かい歯垢は残ってしまうのです。
歯磨きで落とせない汚れは、歯科医院のクリーニングできれいに落としてもらいましょう。
歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器や薬剤を使用して、お口の中を徹底的にクリーニングすることで、むし歯や歯周病を予防します。

むし歯や歯周病は、初期の自覚症状が出にくいという特徴があります。
痛みや違和感が出るころには、症状がかなり進行していることも少なくありません。
しかし、定期的に歯科検診を受けていれば、自分では見逃してしまいがちな変化も見つけることが可能です。
初期のむし歯であればクリーニングやフッ素塗布で修復できますし、歯周病は歯周ポケットの清掃で症状を改善することができます。
これらの治療は、比較的少ない通院回数ですむため、治療費を抑えることにもつながるのです。
また、クリーニングやフッ素塗布には歯を削るような処置が発生しないため、患者さんの負担軽減にもつながります。

むし歯や歯周病が進行してしまうと、最終的に歯を失う可能性があります。
実際、歯を失う原因のトップ2はむし歯と歯周病であり、この二つで抜歯原因の6割以上をを占めているのです。
(参照:厚生労働省|生活習慣病などの情報「歯の喪失の原因」より)>
歯が抜けたまま放置すると、隣り合う歯が移動したり、顎の骨がやせたりすることで、さらにお口の環境が悪化してしまいます。
そのため、歯を失った場合は、入れ歯やインプラントのような義歯治療で歯を補う必要があるのです。
一度失った歯をもとに戻すことはできないため、生涯、義歯治療を継続することになります。
さらに、インプラントのような自由診療を選択された場合、治療費用は全額自己負担となり、治療費は高くなる傾向です。
定期的な「予防・クリーニング」で自分の歯を残すことができれば、義歯治療にかかる費用を抑えることができます。
また、どんなに高性能な義歯であったとしても、自分の歯より優れるものはありません。
いつまでも自分の歯で健康な生活を送れるように、予防歯科に取り組みましょう。

歯科検診をおすすめする理由は、単に医療費の節約につながるからではありません。
歯科医院で行う「予防・クリーニング」には、費用面以外にもさまざまなメリットがあるのです。
歯の健康は、全身の健康に大きく影響します。
特に、歯周病は、さまざまな全身疾患との関連性が注目されているのです。
たとえば、歯周病は糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、さらにはアルツハイマー型認知症との関係が報告されています。
このように、歯周病はお口だけの問題ではなく、全身の病気といっても過言ではないのです。
歯医者の定期検診を受けて歯周病を予防することは、さまざまな病気を予防することにもつながります。
症状が進行してしまったむし歯や歯周病の治療は、治療期間が長くなったり、通院回数が増えたりと、身体的にも精神的にも患者さんに負担がかかります。
また、歯を削ったり歯ぐきを切ったりする処理が必要になることもあり、治療後には痛みや腫れが伴うことも少なくありません。
こうした負担を避けるためにも、日ごろの予防と病気の早期発見が重要といえます。
毎日の丁寧な歯磨きを心がけ、定期的に歯科検診でお口のチェックやクリーニングを受けましょう。
多くの方は、過去に一度は、口臭や歯の黄ばみを気にされた経験があるのではないでしょうか?
毎日しっかり歯磨きをしていたとしても、歯の表面の着色汚れは少しずつ蓄積してしまいます。
また、口臭は自分では気づきにくいこともあり、不安に思われる方もいらっしゃいます。
口臭や歯の着色汚れなどが気になる方は、ぜひ歯科検診にお越しください。
歯科医院のクリーニングでは、歯の表面を丁寧に磨くことで、歯本来の白さに輝かせることが可能です。
さらに、セルフケアでは落としきれない汚れを徹底的に取り除くことで、口臭予防にも効果があります。
口元の清潔感は第一印象も左右するため、白くきれいな歯は対人関係にもよい影響をもたらすでしょう。

理想的な歯科検診の間隔には、一般的な目安がある一方で、お口の状態によっても異なります。
一般的に推奨される歯科検診の頻度は、3ヶ月~半年に1回のペースです。
この間隔で通院することによって、むし歯や歯周病の早期発見につながり、必要に応じて治療を開始することができます。
また、歯磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)や歯石などの汚れは、時間とともに蓄積します。
一度クリーニングを受けても数ヶ月後にも再び汚れがたまってしまうため、少なくとも半年に1回は歯科検診を受けるとよいでしょう。
歯科検診を受ける頻度は、お一人お一人のお口の状況によって変わります。
たとえば、お口の中に汚れがたまりやすい方や、むし歯になりやすい方は、一般的な通院頻度よりも短い期間をご案内することがあります。
また、検診でむし歯や歯周病が見つかった場合は、症状の進行を防ぐために治療が必要です。
症状の進行具合にもよりますが、1ヶ月に数回治療が必要なケースもあります。
歯科検診のあとには、次回の受診予約をお取りしますので、忘れずにご来院ください。

将来の医療費を抑えるためには、日々のケアに加えて、定期的な歯科検診を受けることが欠かせません。
加須市の【神澤歯科医院】では、「歯科用口腔内カメラ」や診療台のモニターを活用したわかりやすい説明を行い、患者さんお一人お一人に寄り添った予防ケアを提供しております。
院内はバリアフリー設計となっており、幅広い世代の方が通院しやすい環境です。
当院は、東武伊勢崎線「加須駅」、加須循環バス「加須駅南口停留所」から徒歩2分で、20台分の駐車場も完備しております。
親子三代にわたりかかりつけ歯科医として、地域の皆さんのお口の健康をサポートしていますので、ぜひ歯科検診にお越しください。
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